こんな気持ちでいられたら

ロートル病理医。地味な医者ですが、縁の下の力持ちでいられることに誇りを持っています。

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の危機を乗り越えるなら、和の心をもって

恥ずかしながら、エルピーダという会社、経済産業省の役人(資源エネルギー庁前次長)がインサイダー取引で逮捕されたというまでは、名前すら知らなかったし、破綻の発表があるまで、これほど大きい会社とは知らなかった。 この会社の破綻、”産業の米”である…

いつも歩く道にある灰皿

都内の駅から病院までの往復を朝晩歩くが、その間に灰皿が少なくとも4カ所ある。 駅のまわりに喫煙所はなく(鎌倉は裏駅に未だ喫煙所がある!)、駅から少し離れたところにそれらはひっそりある。 それもタバコの自販機の裏。タバコの自販機と灰皿はワンセッ…

風呂の入り方

冬も終わりかけだが、あいかわらず、寒い日が続いている。 異常気象ではないらしいが、相当寒い。 ラニャーニャで偏西風の向きが変わったせいだとか。だけど地球温暖化は改善していないらしい。 わが家のミモザ(パールミモザ)、葉のほとんどが茶色くなって…

死に時

今すぐ死にたいわけではないが、私はいつか絶対に死ぬので、死ぬ時のことを考えてみた。 『どうせ死ぬならピンピンコロリ』と願う人が多いようだが、人間、自分の死だけはなかなか自由にできない。自殺は自分で死期をコントロールしているが、後始末を考える…

インターネット依存症5・・・ スマホ登場

スマホの登場を待つまでもなく、携帯ですでに始まっていたが、”どこでも、いつでも”ネットに接続できるようになった。 私は、永らく携帯のみに固執し、目の前の人が着信と同時にメールに目をやり、返事を打ち始めるのがとても嫌だった。 なぜって、目の前の…

2月29日、一日増えて、得か損か

来週はもう三月、月日の経つのは恐ろしいほど早い。 ところで、今年は閏年。いつもの年より一日多い。 あたりまえのように、四年に一度、丸一日差し込んでいるが、よくよく考えてみればとても乱暴な話で、しょせん人間の作った暦(太陽暦)などというもの、…

50歳を超えても30代に見える生き方 という本

読まずにあれこれいうのはいけないのはよくよくわかった上で、この本はおかしいと思う。 ここ2週間で3度書店に入って、その度にこの本が平積みになっているのをみて、ついでにこれも買おうと何度も思った。立ち読みでぱらぱら目を通してもみたが、結局どうし…

どこまで許せる?どこからは許せない?

先日、新聞の投書欄に、『今の世の中、寛容さが失われてきている』というものが載っていた。 これは、暖炉の煙が迷惑、という投書がきっかけとなった挙げ句の話なのだが、確かに世の中以前ほど寛容では無い。 私の家のまわりには暖炉の煙突が3個見える。 家…

ため息をついてはダメ、悪い気が入ってきちゃうわよ。

なんとなく、ため息をついてしまうことが多い。 若い頃は、成績が悪い時だったり、人間関係で悩んでいたりとか、ため息の原因が比較的わかりやすかったのだが、最近はいったい、何のためにため息をついているのかわからなくなってきている。 昨日、夕食時に…

ネットワーク依存症 4・・・ ブログとランキング

どこで読んだか失念してしまったが、ゲームというのは自分にとって『プラス』しか残らない。だから、ゲームにハマるのだと。 所詮ゲーム、勝ったら楽しい、負けたらリセット。記録は勝ちだけしか残らない。これまでの勝ちの記録だけが残っていれば、満足でき…

病理医になるための勉強・・・下

昨日は、病理医になるための必須と考えている3つのプロセス(解剖、外科病理診断、講義)について考えた。 このコースに乗れば、一応それなりの病理医にはなれると思うが、では、なぜ不肖コロ健はいまだにあれこれ考え悩んでいるのか、という疑問がでる。 …

病理医になるための勉強・・・上

学問に王道無し、というが、比較的正しい筋道というかそういったものはどの学問にもある。 小学校の勉強を飛ばして中学校の勉強をすることができないように、病理学の勉強にもそれなりの道がある。ただ、病理学の定義については、日本の病理医の間でいろいろ…

橋下徹大阪市長の「船中八策」

橋下市長は自分の頭でよく考えてものを言っている。 彼自身が、この国を救うための学会発表のようなものが、先日発表した、「維新版・船中八策」だろう。 聴衆は一般国民で、政治家や官僚、政治や経済の学者や企業経営者および金持ちではない。 既得権を持っ…

大家族と核家族・・・将来人口推計

去る、1月30日に「将来人口推計」というものが発表された(下記参照)。 このブログでも話題になることの多い、少子化。こんきも読者のご意見の一つに、敗戦後の我が国の家族のあり方の変化が核家族化に拍車をかけた、というのもあった。先日、NHKの「先読み…

さびしい思い・・・病理はつい忘れられてしまう・・・

先日、フラットコーテッドレトリバーのナイトの組織球腫の件で、動物病理の先生にきちんと診断していただいてとても嬉しかった。自分なりに、ほかの病理医に対するリスペクト、さらには、自分が病理医になろうと思った二つのこと(外科の臨床実習のときに迅…

見聞をひろめよう・・・要するに勉強しろということ

来る4月に開催される第101回日本病理学会に満を持して出す演題。 準備を始めようと、まずは資料の論文読みからはじめた。 いきなり、がっくり。 結構なノイエス(新発見)だと思って出した演題だったのだが、不肖コロ健、浅はかだった。 抄録を書いた時に…

弱っているくらいの方がちょうどいいかも

昨日、フラットコーテッドレトリバーのナイトのセラピー犬修行で、老人ホームに連れていく前に、ナイトを風呂に入れた。 いつの間にか、30キロを超えていたのだが、そのことをすっかり忘れて、 「よいしょっ」と抱き上げたら、腰にきた。 今朝起きたら、ず…

目指せ!セラピー犬

休まなくてはならない時には休むこと、と、去年の大みそかに今年は無理をしないと決意し、その通り、今日は休むことにした。というのも、昨日は論文の査読結果を送信し、午後は娘がバレンタインデーの材料の買い出しに東京に出るというので、そのついでに仕…

パワーハラスメントと指導と応援・・・もっとコミュニケーション教育を

先日、パワハラについての定義が厚生労働省から発表された。 「同じ職場で働く者に対し、職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的な苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為」 世の上司、先輩という人…

街の芸術品

やっぱり東京は裕福なのだと思う。どうみても、よそよりも街なかに芸術品が多くある。 少なくとも、私の住む鎌倉にはこれほどたくさんの芸術品はない。 公園の多い道であるせいだろうが、こういった芸術品が目につく場所をほぼ毎日、通勤路として歩くことが…

雲一つない空・・・雲は無いのか、見えないだけか。

今朝の東京地方、ずいぶんと綺麗に晴れ渡った。 空には、雲一つない。 これなら、放射冷却現象で、昨日までのささやかな暖気も雲散霧消だろう。 などと、ブルブル震えながら、陽のあたる道を探しながら歩いていて考えた。 どのような状態を『雲一つない』と…

餅は餅屋・・・ナイトの組織球腫2

フラットコーテッドレトリバーのナイトの組織球腫。まだ、切除後の縫いあとが白く見えるが、再発の兆候は今のところ無い。 動物病院の先生が親切にも標本を取り寄せてくれた。HE染色標本2枚。 もともと皮膚病理は苦手な方であるが(苦手ばかり・・・)、これ…

春のごあいさつ

立春を過ぎたばかりだが、ついこの前までの寒さがウソのような暖かさとなった。 昨晩、わが家の前でカエルを三匹みた。暖かさに誘われて、一足早く出てきてしまったのだろう。 そして、今朝の南風、鎌倉はまだ6時を少し回っただけというのに、すでに15度…

ネットワーク依存症 3 はじめはメールだった

電子メールをいつから使っていたか、忘れてしまうほどあたりまえになっている。 私は、医者になってからしばらく経ってからだったが、若い人は、物心ついたときにはすでにあるわけだ。従って、゛はじめは゛という表現はいささか年寄りじみている。 しかしな…

薄曇り、まだまだ寒い

フラットコーテッドレトリバーのナイト、私が休みの日には散歩に連れて行ってやる。今日の鎌倉、残念ながら薄曇り。時折、日が差すものの、まだまだ真冬の寒さだ。 ナイトがリードをくわえてやってきて、『散歩へ連れて行け』とねだる。本当に、散歩が好きな…

いつもと同じ道、いつもと違う風景

昨日ほどでないが、今朝も結構寒かった。ナイトの水が凍っている。 明るいところで見るのは久しぶり。 娘が長谷観音での節分の豆まきでもらってきた”福豆”を朝から食べる。 移植手術があるということで、病理も検体処理のために出勤。 手術は午後からなので…

氷を口に入れて息しているみたい

今年の寒さ、あんまり寒くて、毎日毎日寒いと言っていて飽きるほどだが、ついに今日がこの冬一番の寒さになるというので、昨晩から寒さの記録をした。 夜9時、病院をでると、すでに氷点下と思われる寒さだった。 公園の池にはすでにうっすらと氷が張り始めて…

ついに、1冊も読めなかった・・・2012年1月の読書記録

ついに、1ヶ月間1冊も本を読むことができなかった。ここ半年、読書量が極端に減少してきて、観光ガイドやら、参考書やらを読んだことにしたり、ページ数の少ない小説を読んで読書の記録を続けていたのだが、姑息なことはやめ。潔く1月は1冊も読まなかった。…

気の動き?それとも、情念・・・2月1日に感じたこと。

今日は、2月1日。神奈川東京圏の私立中学受験解禁日。 朝のターミナル駅、青地にNのバッグをしょった小学生をたくさん見かけた。もちろん、親御さんと一緒だ。 2月1日というのは、自分の原体験(中学受験経験あり)もあってだろうか、今でも特別な思いがして…