こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今が、わたしたち日本人の転換点では

今度は、柔道女子日本代表合宿でパワハラがあったということが、選手たち自らの告発で明らかとなった。報道を見る限り内部でうやむやにしようとしていたが、どうしようもなくなり露見したという感じがする。 きょうび、犬のしつけでも、体罰は効果がない、と…

犬のテリトリー

フラットコーテッドレトリバーのナイト、夜の間中、こうやって家の中を覗き込んでいる。 ところが、昨年末のクリスマス寒波のときにかわいそうになって、つい家の中に入れて何日か過ごさせたら、あっという間に家の中にいることが当たり前になってしまった。…

明るい夜道

ここ数日、月が大きいせいもあって夜道が明るい。月もそれなりに明るいのに、全く暖かく感じられないというのは、なぜだろう、などと下らないことを考えながら歩いたりする。 折角の月夜、綺麗な写真を撮ろうとするのだが、うまくいかない。夜なので、おかし…

粉砂糖をかぶりながら

夜半から明け方にかけて、関東地方に雪が降った。横須賀線の車窓からもところどころでチラつく雪が見えたが、都内の駅で降りたときにはすっかり止んでいた。 歩いていると、あちこちに粉砂糖が振られたように雪が残っていて綺麗だ。うっすらと降っただけで、…

それ、ちょっと違います(3)・・・低温やどけにご注意を

先日用を足しているときに、便ふたの裏側の注意書きが目に入った。 そうしたら、なんだか、妙な感じがする。 この便器のふたをなぜ便ふたというのか、大変疑問に思ったが、それはどうやら決まっていることのようで、私が気がついたのはそんなことではない、 …

それ、ちょっと違います(2)・・・JR東日本の鎌倉観光キャンペーンポスター

鎌倉駅の駅員室の前には吉永小百合さんの等身大(?)の立て看板があり、その横には鶴岡八幡宮の舞殿前で撮られたポスターが貼ってある。朝晩、吉永小百合さんに「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と言われているようで、なんとなくうれしい。 だが、最…

それ、ちょっと違います(1)・・・マスクの表裏

なんだか最近思いつめたようなことになっていたので、話題を変えて、ここのところ気になっていること3題を。 まずは、間違っていると、ちょっと恥ずかしいかもしれないマスクの正しい使い方。 今世紀に入って、SARSウイルス、鳥インフルエンザ、豚インフル…

次の、そしてその次の高みに

どうにもこうにも調子が上がってこない。 毎年、秋に感じる気分の落ち込みとは異なる。どちらかというと、スランプというもののような感じだが、それとも違う。なんだか、こう、足が前に進まないという感じだ。 言い換えると、先に待ち構えているものに対し…

一番小さくて一番大きい幸せ

生きていることそのものが、最大の幸せであるという、当たり前のことを忘れそうになるときがある。 生きていること自体がポジティブな状態であり、それを維持しようとするのだから疲れるのは当然。時々やめたくなることもある。だが、その生きているというポ…

身体感覚の急激な速さでの拡大

すべてのことは雑然と、同時に進行している。3ヶ月ほど前にそんなことをぼんやり考え、一日をやり過ごした。その時の気持ちは、遠くアフリカのアルジェリアの地で起こった悲劇によって、より鮮明に実感された。 通信技術の発達によって、世界の、日本のどこ…

残念で、悲しい事態

この記事を書いている段階ではまだ、全容はわかっていないが、アルジェリアの石油プラントでの人質事件の状況が刻一刻と明らかになってきている。そして、多くの日本人技術者の方が命を落とされてしまったようだ。 大変、残念で悲しい事態となってしまった。…

あたたかかった今年の大寒

今日は大寒にもかかわらず、日差しにも恵まれ、鎌倉の最高気温は10度とあたたかくなった。 それでも、雪が消え去ることはない。今週は雪がちらつきそうとのことなので、とにかく、剪定ゴミとして出せるように先週の大雪で折れてしまったミモザの枝を切って…

そんなに見つめないで下さい

私にはそれほど買い物をする機会はない。 スーパー、コンビニを除けば一番買い物をするのは本屋だ。 そこで最近、感じることがある。 会計の時に店員さんに見つめられるのだ。接客マニュアルでもあるのだろうが、レジの前に立ったらまず一秒見つめられること…

最近、忘れていたこと

空を見て、最近、空を見ることを忘れていたことを思い出した。 雪のせいで地面ばかりを見ていたからかもしれないが、やっぱり空を見ると気持ちがいい。思い切り深呼吸してみたら、凍てつくような空気が冷たかった。 病院に着いて、医局の秘書さんと話をして…

雪で滑るか、しゃべってスベるか

成人の日の大雪の雪はだいぶ減ってきた。通学路などは雪かきがほとんど済んでいて、心配なのは小学生が蹴った雪の小塊だけとなりつつある。 それでも、雪かきがしたくてもできないのかもしれないが、雪がそのまま家の前に残っている家もまだまだ多く、そのよ…

後進に育てられつつ

どうも最近、仕事がうまくいかない。 診断、研究、発表。どれも、いま一つだ。 なぜだろうと、原因を考えてみた。 今の職場に移ってから10年、最初のうちは周りに指導してくれるよい臨床医がいた。そのうち、何人かはさらにステップアップしていったり、開…

大雪の翌朝の通勤路

大雪から一夜明けて、今朝は一面銀世界。昨晩帰ってからの雪かきのせいで、腕の筋肉がピクピクしていて顕微鏡を上手に操作できないわ、キーボードはたたけないわ、例のカンファレンスが終わったのが21時過ぎだとかであれこれ考える力が残っていません。 今…

いろいろあった三連休

この、三日、実にいろいろあった。 研究会の一日目では、上がったり下がったり。 夜には、勤務先の先生の退職記念会。大変お世話になった先生で私が今あるのに、ずいぶん手助けしてくれた方だった。 昨日は、研究会の二日目。いろいろな先生に慰められ、こん…

しつけ、体罰、愛の鞭

大阪市立桜宮高校という、私レベルの末端バスケットボールプレイヤーでも知っているほどの強豪校で、長年にわたって、部員への体罰が行われてきたということが問題化している。 自殺者まで出たのだから当然問題となる。自殺した生徒にしてみれば、受けた体罰…

久しぶりにボロボロに

昼間、例年通りいつも年頭の3連休に開催される研究会で、講演、演題発表を無事こなす、という私にとっては、離れ業をやってのけたつもりだった。こういうことって、やってみると本当につらい。聞いている方は、演者がしゃべって当たり前、のように思ってい…

心の坂の上り下り

心というものは、重力によって引っ張られている。 先日、生きていることそのものがポジティブな状態、生きるというエネルギーを汲み上げている状態だと感じた(『生きている限りはポジティブに』)が、それというのが、この心の重力だったのだ。 正確に言え…

何時に食べるか

去年の元旦に立てた抱負は、1.減量、2.読書(含論文読み)、3.家族、4.こんきも、5.病理(仕事)であったが、このうち、まあまあ達成できたのは、3と4。家族仲はよく過ごせたし、こんきもは読者のみなさんの応援もあり、なんとか1年間毎日更新できた。…

なかなか会えない

仕事に出ると、犬に会えなくなるので、悲しい。 正しくは、フラットコーテッドレトリバーのナイトに会いにくくなるのであり、マルチーズのコロとは毎朝、毎晩会っている。というのも、ナイトは、夜、家の中に入れている。大きいので、部屋の中をうろうろさせ…

童心という言葉

寒さも安定してきて、体も寒さに慣れてきたようだ。医局の秘書さんも同じようなことを言っていたので、多分間違いないだろう。世間の本格始動は今日からのようで、横須賀線も満員だった。病院の近所の小中学校も今日からのようで、たくさんの荷物を抱えた小…

過去にとらわれるということ

数年前、中学高校と一緒にバカをやっていた古い友人に会ったおり、「相変わらず、バカやっているの?」というようなことを尋ねたら、「大学に入ってからは、真面目に勉強したんだ。」というようなことを言い返された。実際、彼は現在真面目に仕事をやってい…

犬の性格・・・十犬十色。

昨日はオンコールで呼び出され、ほぼ一日病院の仕事。終わってみるとヘトヘトで、そろそろやろうと思っていた勉強ができなかった。今日もオンコール当番だったが、幸い呼び出しはなく、論文の読み込みと、預かっている論文の下書きのチェックと、自分の発表…

送る人の気持ち

今年初めてのオンコール呼び出し。 一仕事終えたら、綺麗な夕焼けの時間。 剖検に際しては、承諾が必要となる。 承諾する時のご遺族の気持ちというのはどのようなものだろうと思う。 病理外来でご遺族の方に、病態、死因をご説明すると、二つのことが剖検を…

夢で会う人の気持ちは誰のもの

暦通りに仕事が始まった。いつもの時間、目覚ましが鳴る前に目が覚めて、氷点下の中、家を出る。 今年は元旦の夜、初夢を見そびれて、残念な思いをしていた。だが、2日、箱根駅伝を見ながら、年賀状を妻と一緒に読み、あれこれ話をしたせいか、その後いろい…

いよいよスタート、頑張っていこう。

昨年末はオンコール当番だったが、呼び出しはなく、大掃除とおせち料理づくりに精を出した。最後に軽いぎっくり腰になったが、明日からの通勤はなんとかなりそうだ。元日、二日は初詣、親戚廻り。 仕事のことが頭から離れることはなかったが、物理的にはずい…

鎌倉という街の匂い・・・2012年12月の読書記録

北鎌倉が舞台ということで読み始めた小説。続編、続々編があり、続けて読んだ。鎌倉という街の雰囲気がよく伝わってくる。とくに、この邸宅の奥にはどんな人が住んでいるのだろう、という話がとくに鎌倉らしい。代替わりのせいで数百坪の家が数十坪の家に小…