こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

研究への真摯な態度

4月が終わった。あっという間だった。 一体、この1ヶ月、不肖コロ健、何をしていたのだろうと思う。とくに、神戸と広島の学会はそれぞれそれなりにヘビーであったが、終わってみると、一体何が残っているのだろうということになる。 さて、研究関連のこと…

早起きして散歩

午後から研究会議があるため、早起きして午前中のうちに散歩した。 今日は昭和の日。 段葛のツツジがずいぶん咲いた。 源平池の蓮。よく見ると小さな葉っぱが出てきた。 午後から東京へ。東京とはいっても、品川なので、横須賀線で1本。 この間、東京ではそ…

読書の記憶

先日本棚の整理をして出てきた本、どれも読んだことがないと思って喜んでいたら、何冊かは再読となった。 考えてみれば、こんなの妻やましてや娘が読むわけないという本があっておかしいとは思っていた。読書メーターに登録されていない本は積読本と短絡的に…

連休は鎌倉で

昨日から今年の大型連休が始まった。昨日の午後は新幹線に閉じ込められていた(広島→新横浜)ので、私にとっては今日からのような感じだ。 この時期の日本列島は本当に気候がいい。昨日の広島の天気予報も快晴だった。 今日の鎌倉は朝から快晴。少し前の曇天…

祝 富岡製糸場世界遺産登録(内定)

第103回日本病理学会総会が終わった。初日から自分の関係する演題があったので、前日から広島入りして、都合4日間の長丁場でけっこう疲れた。 仕事を終えてそのまま広島に向かい、初日の朝一番の共同演者として出席してから、19時20分の講演会が終わ…

患者さんに寄り添って・・・病理外来のこと

学会に出ると、自分がいかに何も知らないまま、日々惰眠をむさぼって生きているかということがわかる。自分の興味のあることと全く違う領域のことだと思っていたことが、意外と興味のあることと近い領域のことであることがわかったりもする。当然、その話を…

第103回本病理学会総会@広島・・・病理医は診断屋ではない

広島は快晴。 ホテルの部屋から朝日がよく見えた。去年の札幌での病理学会もいい天気だったので、二年続きの晴天学会ということになる。 こんなによい天気ではあるけれど、学会出張は観光ではない。朝から学会場で勉強している。 幸か不幸か、メイン会場の広…

あのとき以来の広島行

~第1章 出発前の意地悪な会話~ 夕焼けに向かって走る新幹線のぞみに乗った。 前回、某学会で広島に行ったのは一昨年の秋だった。その時以来新幹線が嫌いになってしまったが、今回は途中で立ち往生なんてことはあってほしくない。 私の新幹線嫌い、という…

天気と気持ちの関係

今朝の鎌倉は久しぶりに晴れた。もちろん東京もだ。 昨晩の雨の水滴を残して、チューリップが楽しげに咲いている。 雨模様だったここ数日、おかげで気分もずいぶん沈んでしまったが、それを晴らしてくれるような空だ。 天気がいいと、気持ちも晴れる。 こう…

いよいよ次は病理学会だが

このブログ、不肖コロ健、一応匿名にはしているが、日本人の病理医であることは隠していない。時々、小さな写真も出している。 ということで、今週末に病理学会があって、そこでの発表を目指して準備にいそしんでいることを隠す必要もない。 この年になって…

これまでの日本の先進性と今後の国際交流

今回の国際学会、外国からの参加者は韓国からの先生が主で、これに中国からの先生が加わっている。 開会に先立ち韓国南西部で起こったフェリー事故への黙祷が行われた。 目の前の転覆した船にかけがえの無い肉親が閉じ込められているという状況はきわめて過…

プレゼンでの私の美意識

反省点は多かったものの、まずまずのプレゼンテーションができたと思う。 昨夜は早めに寝たのだが、なんとなく頭が重く、英語がなかなか出てこない瞬間があって、少々困った。 やっぱり年のせいなのか、勢いで乗り越えることができなくなってきている。 ホテ…

さあ、いくぞ。

品川駅で新幹線に乗って、西を目指して出発。 学会は神戸で開催される。今夜と明日の夜は神戸泊。 新幹線の中では明日の発表スライドのチェックをしようと思っていたのだが、品川駅のエキナカで弁当とつまみを買ってしまい、さらには新幹線改札を通ったら、“…

結局、いつもこうだ

たしかに、教科書に載っているような病変だったら、教科書を読めばいい。誰も私に聞いてくることは無い。 とはいえ、教科書に載ってないような病変、誰が解るというのだろう。 今回の症例も、いつもの通り。難しく、よく解らない。 病変をどう解釈したらいい…

ナイトのことで大騒ぎ

期せずして、ペットロスへのトレーニングになってしまった。 フラットコーテッドレトリバーのナイトが4歳になったこと、先日このブログの記事にした(『ナイトの誕生日』2014年04月06日)ばかりだが、実はここ一、二週間、元気がなかった。 先週末辺りから…

ここ数日のこと、この先の数日について

週明け、都内の駅を降りたらハナミズキが満開で、びっくりした。 先週末、一気に咲いたのだろう。 昨晩、仕事を終えて病院を出たら、ほぼまんまるの月の横に赤い光が瞬いていた。 「飛行機が月に向かっていくように見えるな」などと思ってしばらく見ていたの…

生き方の役回り

不肖コロ健、恥ずかしながら自分自身はとくにこれといった特徴はない人間と思っている。 だが、周囲には私のことを「真面目」「几帳面」「正義感がつよい」などという人がいる。 私のこのブログ「こんきも」の読者の方ならば、私が本当は「不真面目で」「だ…

普通ってなんだろう

昨日の朝日の朝刊に、こんな記事が載っていた(文章は朝日新聞デジタルより)。 ダウン症児外し入学式写真 長野の小学校、校長がおわび(朝日新聞2014年4月12日) 長野県内の公立小学校で今月初めの入学式での新入生の集合写真をめぐり、同校にも通うことに…

鎌倉大変身!?

しばらく前から、大船の腕のいい歯医者に通っていて、今日はその受診日。朝一番で診てもらったその帰り、観光客と一緒に鎌倉駅で横須賀線を降りた。 久しぶりに歩く昼間の鎌倉だ。 段葛の桜の植え替えがこの秋に行われるという話が、先日(4月5日)発表さ…

日本のためにできること、しなくてはいけないこと

ここのところ、日本にとっていいニュースが少ないように思う。 もともと、日本のマスコミは自虐的なところがあるので、いいことがあってもそれほど自慢はしないが、そのことを差し引いても少ないように思う。 ジリ貧という言葉が思い浮かばれる。 さらにいえ…

春のあけぼの

ここのところ、忙しい。検体数も若干多いのだが、気ぜわしさも多い。 学会も来週、再来週に迫ってきている。どちらもなかなか準備が進まない。 来週の方はやっとアウトラインが描けてきたが、英語での発表である。 コロ健、体も心も少々お疲れ気味である。 …

新年度の通勤ラッシュ

今週から学校も新学期を迎え、新年度もいよいよ本格的にスタートした。 これにあわせて、やる気いっぱい、元気いっぱいの新入生、新サラリーマンが通勤に参加してきた。 新年度の通学、通勤ラッシュが始まった。いつもの電車に混雑が戻ってきた。 ただ、混む…

葉桜の季節

季節の移ろいは早い。 桜の季節も気がつけばもう終わろうとしている。 パッと咲いて、パッと散るのがいい、などと思いながらもいざ本当に散ってしまうとなると少なからず寂しい。 というようなことを言っていたら、妻に「なに言っているの、いよいよ新緑の季…

黒田官兵衛と明智光秀

NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』。今年は久しぶりに欠かさず観ている。久しぶりというか、大河ドラマ始まって以来ではないか。以前にしっかり観ていた覚えがあるのは、加藤剛が平将門を演じた「風と雲と虹と」、市川染五郎(当時)が堺の商人を演じた「黄金の日…

ナイトの誕生日

わが家の三男坊、フラットコーテッドレトリバーのナイトが、今日で4歳になる。 血統書上の本名はあるが、覚えていない。 『ナイト登場』の記事を書いてから、もうそんなになるかとびっくりしてしまうほど、時の流れは速い。 最初にナイトを見たのは妻で、私…

病理診断今昔

電子カルテのメンテナンスがあるので、コロ健、今日も病院に出てきた。 院内のほとんどすべての情報端末は電子カルテに統合されており、病理部門も例外ではなく、知らんぷりをしてはいられない。それに、病理部門のメンテナンスもあるので、今回は特別である…

今年の桜も見納めか

今年の桜、もう少しもってくれるかと思っていたが、どうやら今日明日で終わりのようだ。 パッと咲いて、パッと散る。 それが桜のいいところ。 あっという間に去っていくから、惜しんでいる暇もない。まあ、散ったあとは新緑の季節がやってくるので、それほど…

最近の私

第103回日本病理学会総会まであと3週間ほどとなった。その前に、国内開催だが国際学会が一つある。 どちらの準備もほとんどできていない。 他人事のように悠長なことを言っている場合ではない。 それはそうなのだが、最近、医学書以外の本を手に取ってしまう…

STAP細胞論文の感想(2)・・・論文を鵜呑みにした私が悪かった

不肖コロ健の、あの感動の感想文(『STAP細胞論文の感想・・・(二)十年一昔』2014年02月11日)から50日足らず。もし、お時間があれば、まずは息子まで巻き込んで楽しく勉強させてもらった一読者の興奮の記を読んでいただきたい。 今回のSTAP細胞に関する問…

理系?文系?・・・2014年3月の読書記録

”思考をひらく”で語る論客は、学部からいけば文系人間ということになる。内容は目からうろこが落ちるような明晰な世界観を提示している。思考のプロとは、かくもすごいのかと驚いた。バリバリの理系人間の物語といい、それぞれの道を究める人は違うものだ。…