こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

子育てもひと段落

昨日は娘の20歳の誕生日だった。子供二人が成人となり、子育てもひと段落というところ。 長男が生まれた頃は、職住近接で都心に住んでいたのだが、空気のせいか呼吸器系が弱く、そのことを心配した妻が実家のある鎌倉は空気が綺麗だからと移ろうと提案し、…

病理志望の医学生の実習指導

大学病院ではいろいろな学生の指導をする。医学部の学生はもとより、医療系のいろんな学部、学科の学生が実習やら見学やらでやって来る。学部学科によって多少の違いはあるけれど、どの学生からもそれぞれ一生懸命未来に向かって頑張っているという思いが伝…

思いがけず美しかった朝焼け

週の初めだからだと思うけど、月曜日は少し早めに目が覚めることが多いような気がする。今朝も、4時に目が覚めてしまった。 大抵は6時前まで二度寝してしまい、慌ててしまうのだけど、今朝は空気を入れ替えようと、窓を開けて東の空を見た。すると早起きは三…

親戚づきあい

以前、このブログでお話しした、99歳で亡くなった祖母の3回忌があった。施主は叔父。 親戚一同集まった、と言いたいところだったが、なぜか来ない従兄弟がいたりとかした。 それぞれ、事情があるのだろう、難しいものだ。 今日はそんなことで忙しく、ここ…

歳をとると難しくなること

臨床細胞学会という、病理医の間では病理学会以外に入っている人数の多いメジャーな学会が大阪であったので日帰りで行ってきた。第58回臨床細胞学会。 仕事に出る人と遊びに出る人が電車の中に混在するという、独特の雰囲気の土曜のいつもより早い横須賀線に…

私だけが持っている私の人生

いろんな経験をした人の話を読んだり聞いたりすると、その人生を羨ましいと思うことがある。 あちこちに行っていろいろなものを見た話、いろいろな人と会った話、美味しいものを食べた話、豪遊した話、それがたとえ奇異な遍歴であっても嬉々として語る様子を…

わかりません その一言を 言う勇気

検鏡室(病理医が病理診断をする部屋)で顕微鏡を覗いていたら、横にあるディスカッション顕微鏡のところで後期研修医の若い先生が、少し年上の(やっぱり若いが、優秀な)先生に病理診断について相談していた。 そして、ディスカッションが終わったところで…

心がつぶれてしまいそうな思いと新しい法律

楽しみにしていたコンサート、あっという間に終わってしまったけど、「今日のコンサート、めっちゃ楽しかったねー。」「あー、もう、今日のことずーっと忘れない。」「早く帰って、どんなだったか、家の人に話さなくっちゃ。」なんて話していたかもしれない…

子育てに答えはあるか

夕食の時、息子が、「子育てって。大変だろうね」と言った。急にどうしたのかと尋ねたら、「だって、そうでしょ」とだけ返ってきた。 子育てと言っても、ではいったい何が子育てなのだろう。そして、それには答えというか、決まりのようなものはあるのだろう…

たまには病理診断の話を・・・電子顕微鏡的診断

私、コロ健、電子顕微鏡による診断を一応専門にしている。といっても、すべての臓器について診断できるなんてことはなくて、ごく一部の臓器なのだけど、その分野ではスペシャリストとして仕事をさせてもらっている。 最近、病気の質的診断においては遺伝診断…

この前つくった花壇のその後

連休中(5月5日)に作った花壇。あれこれとほかのこともやっているうちに日が暮れてしまって、その日のうちに写真を撮ることもできずその後も記事にしないでいた。 今日は、出かける用事もなく、ゆっくりと花の手入れができた。といっても、普段は水やりから…

銀座のビヤホール

昨晩、銀座のビヤホールで妻と一杯飲んだ。 妻の会社がこちらの方だったので、彼女が結婚後も仕事をしていた間はちょくちょく来ていた。天井の高い大きなホールと、活気にあふれた、賑やかな店内が二人とも好きだ。 子供を授かって、妻には仕事を辞めてもら…

m-gramで性格判断、やってみた

m-gramという性格診断プログラムが流行っているという話を、大学生の娘が話していた。早速、妻がやってみたら結構当たっているので、コロ健もやったらどうかと勧められた。性格診断はその昔、動物占いで”ペガサス”と出て、それがなんとなく当たっていた様で…

このスピードについていけない

先日、世界各地でハッキングがあったとのニュースがあった。ニュースで言われるのは、”メールを開く時は要注意”。 そこまではいいけど、”Windowsを使っている人は最新のウイルス対策ソフトを”、なんて言われると、何をすればいいのかよくわからなくなる。 結…

たまには病理診断の話を・・・食物残渣(しょくもつざんさ)

いつもは病理診断の意義だの、病理のあり方、なんていう話をいつもしているが、たまには病理医らしく病理診断のことを。 といっても今日は余談の様なお話。 ある方の消化管組織の一部に、こんなものがあった。 うーん、なんだろう。病理医は、これが何なのか…

あっという間で長い一日

今日も1日、あっという間だった。 今朝は駅まで歩いて行った。 都内で乗り継いだ電車は10分ほど遅れ、駅が混雑していて驚き、それでも遅刻しなくてホッとして仕事が始まった。 先週は連休明けで仕事がたまって大変だったが、今日はいつも通りで落ち着いて切…

キセノン大丈夫かな⁉︎

昨日、嘉風にあっさりと押し出されたのをテレビで観て、「これはちょっと」と思ったのだが、さすがは横綱稀勢の里、2日目に初日を出したようだ。 土俵入りでは全く心配なさそうだったのに、賜杯返還では左腕を庇ってみたりと、本人しかわからないこととはい…

Mucha(ミュシャ)展@国立新美術館

ただただ圧倒的な大きさだった。 20枚の巨大な絵画の連作『スラブ叙事詩』は、人類の遺産となるべく偉大な作品だ。 母の日のプレゼントを届けたその足で、六本木の国立新美術館で行われてるミュシャ展に行った。 妻は、草間彌生展を観たかったようだが、草…

病理診断のワクワクする未来

先日、職場での昼食どき。たまたま、シニアクラスのスタッフだけになった時があり、最近、若手病理医が増えてきたという話になった。医者不足ということで、医者の総数を1割増やしたのだから病理医もそのおこぼれに預かってしかるべきだろう。何でもかんで…

こういう時こそ大切に

異動してひと月。 新天地の職場のメンバーは皆穏やかで、落ち着いて仕事ができている。 そろそろ研究を始めようかと思って、心の準備を始めた。そうなるとあれこれしなくてはいけないことが出てきて、思うようにいかないことも出てくるが、急いては事を仕損…

フェイスブックと違うのは?(つづき)

学校の先生が、新学期に際して「クラス替えが望んだ通りにならなくて、残念だったけど、人生思うようにはならないものだから、頑張ろう」と、ツイートしたところ、問題となり、その先生は担任を外された、というようなことをラジオで聞いた。DJ氏は「人生思…

明るい未来へ

韓国の新しい大統領が決まった。彼はどんなことを考え、どこに向かって国民を導いていくのだろう。そして、日韓関係はどうなるのだろう。 外交関係というのは国内事情とは異なる次元のものだから、一度国同士で合意したことについてはそれを履行して欲しいと…

前を見て進む人、後ろを振り返ってしまう人

私が尊敬している元同僚がいる。病理医ではなく臨床医で、以前いた専門病院で一緒に仕事をした。 今では某大学医学部の教授として活躍している。仕事上、たくさんことを教えてくれ、私の病理医としてのスキルを随分と上げてくれた。教授としての評価は色々な…

フェイスブックと違うのは?

フェイスブックの”今なにしてる?”に投稿するのは、「どこそこで友達に会っています」とか「ナントカ学会でどこそこに来ています」なんていうことだ。 そこでなにをどう考えただの、こうすべきだなんていうことはあまり書かない。 ブログでは自分が考えたこ…

裏山の手入れ 2

一昨日、夜まで随分ヘリコプターが飛んでいると思っていたら、ちょうど鎌倉湾に赤潮が発生して、夜には夜光虫が美しかった、という話を聞いた。昨晩、仕事帰りに行ってみたけれど、月明かりに波頭が光っているばかりで、海は全く光っていなかった。というこ…

誰かがやるだろう、ということを自分がやる

床に小さなゴミが落ちているとき、そのまま見過ごしてしまうことがある。ゴミに足はついていないので、見過ごしてしまえばそのままになってしまう。 そのままでは、ゴミはたまる一方なので、最終的には誰かが拾って捨てなくてはいけない。そして、大抵は、そ…

お疲れ休み

天気が良かったので、朝から、土いじり。 小さな花壇を作ったり、裏山の掃除をしたりとかしていたら、あっという間に夜。写真を撮りたかったのだけど、暗くなってしまい。 今日は、これにておしまい。 写真は、鶴岡八幡宮のボタン。 久しぶりに美味しいビー…

人材の流動性

新任地に移ってから、ひと月、ちょっと疲れが出たみたいだ。 せっかくの連休ということでゆっくり休んでいる。 考えてみたら、去年、10年以上いたところから新しいところに移り、そして今年もということで、この歳にしてはちょっとめまぐるしい。 自分は結…

30年ぶりにピアノの練習・・・2017年4月の読書記録

小学校の頃、ピアノを習っていた。音楽と相性が悪かったのか、ピアノと相性が悪かったのか、それとも少しヒステリックだった先生と相性が悪かったのかわからないが、3年生ぐらいでやめてしまった。音楽が好きなのは、カラオケが好きなので間違い無いだろう…

何をするにしても

何かをするとき、それは自分が望んですることがほとんどだ。 望んでいないといっても、例えば、講演の依頼を受けたとき、壇上に立つことはわかっていたし、ある意味それを望んでいたはずだ。例えば、原稿の依頼を受けたとき、自分が書いたものが印刷されるで…