2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
病院の帰り、といっても仕事の帰りだが、通勤に使っている駅の手前で、前を歩いていたおじさんが、抱えていた紙袋から封筒のようなものを二三枚落とした。 おじさん、そのことに気がつかないようなので、コロ健、「おじさん!」とけっこう大きな声で呼び止め…
生きていて、忘れてしまいがちなことというのはたくさんある。 不肖コロ健、最近物忘れがひどくなってきて、少なくとも若いテレビタレントの名前は覚えられないし、中堅どころのベテラン俳優の名前も出てこない。これは、加齢による変化でありある程度は仕方…
以前にも述べたことがある通り、患者とは体の状態がそれまでと異なる状態に陥ってしまった、すなわち病気になった人のうち、元に戻してほしいと望む人で、だいたいの人は病気になった場合、それを望む、すなわち患者になるわけだ。 なお、本人に考える力があ…
先日より行方不明だったペリカンの万年筆がみつかった。 医局の私のところだったのだが、机の上でもなく、床に落ちていたわけでもなかった。なんと、その間にあったのだ。昼休みに医局に戻って椅子に座ろうとしたとき、視界の片隅に光るものが見えた。 見れ…
医療に対してもつイメージをざっと挙げてみる。 すると、病院、体調、病気、手術、投薬、注射、点滴、入院、退院、医療費、患者、家族、医師、看護師、医療機器、薬、医学部、生、死、解剖、清潔、救い、喜び、悲しみ、赤(血液)、白(白衣)、黄(黄疸)、…
このところ心が落ち着かない。これには理由がある。 万年筆を失くしてしまったのだ。 普段、よく使っているもので、気がついたら白衣の左胸のポケットから消えていた。 いったいどこにいってしまったのだろう。 顕微鏡の周りをはじめ、切り出し台の周り、解…
前回(「患者の願いはなにか」)で「医療者による”手助けということ”の意義について考えてみたい。」と書いたので、今回はその続き。 最近、がんをきらずに治す。ということが話題になっている。 慶応義塾大学の近藤誠先生がそのようなことを提唱して、最近…
一昔前(20世紀の終わりごろ)まで、メールというのは、゛携帯メール゛というような私的なものが主だったように思う。そして、公的な仕事は紙媒体、すなわち手紙(郵便物)のやり取りかせいぜいFAXまでで行っていたように思う。 ところが近年、メールは私的な…
今日は何も考えが浮かばなかった。 考える時間が無いということもある。 まあ、こういう日もあるということだろう。 でも、こういう日が続くと困る。 逆にいうと、考える余裕がある、というのは素晴らしいことである。 明日は、なにかよい考えが浮かんでくる…
今朝、起きたら昨晩からの雨はやんでいて、とてもきれいな夜明けをみることができた。 日の出の勢い、という言葉があるけれど、日の出はあっという間、一瞬で終わってしまう。 「ああ、今日は晴れか」と、天気を確認して、顔でも洗いにいって、戻って窓の外…
昨日(1月20日)の大寒を過ぎたら、なんだか少し気が楽になった。 日の出の時間は少し早く、日の入りの時間は少しずつ遅くなり、日は目に見えてのびてきた。 “寒中見舞い”というタイトルで結構書いているかと思ったら、前回は2008年1月8日だった。それ以来、…
先日、妻とフラットコーテッドレトリバーのナイトと散歩していたら、こんな境界票が道路に打ち込まれていたのを妻が発見した。 宮内庁と鎌倉市の境界。 場所は、後醍醐天皇の皇子、護良親王(もりよししんのう / もりながしんのう)の墓の下の道路。 親王の…
研究会議とか共同研究、研究会の講師とか、不肖コロ健も50近くになってときどき声をかけていただく。 私のような未熟者にとっては、年に数度でもそれぞれに対する負荷は大変なものとなる。 あるとき、準備があまりにつらく、妻に、 「あー、もう大変。最初…
今朝あられが降った。 今日と明日は、大学入試センター試験。昨年(2日目)はちょうど大寒だったが、暖かったらしい。だが、一昨年はやはりあられが降ったとある。一年で一番寒い季節である。 去年は、息子が受験していた。 昨晩、そのことで息子に「ねえ、…
先週、今週と2つの研究会議に参加した。 私のような未熟者が参加するなどというのはおこがましいのだが、声をかけていただいたからには馳せ参じない手はない。 いずれの会議も、わが国を代表する教授クラスの先生方が集まったのだが、ほとんどが臨床医。病…
考えるということはめんどくさい。 ぼんやりあれこれ考えるという程度であれば、比較的簡単だが、何かをじっくり考えるとなると、紙と鉛筆が必要になる。 だが、紙と鉛筆を持って、じっくり考えるとなると、今の私にはできない。 プロの思想家、哲学者ではな…
30年前の今日、すなわち1月15日、私は家からは少し離れたところにある区の体育館で開催された成人式に出席した。昔は1月15日が成人式だった。 その日も今日のような曇天だったと記憶している。 12月生まれの私は二十歳になったばかり、一浪して医大に入って…
妻がこのところ、部屋の模様替えにハマっている。もとはインテリア関係の仕事をしていたせいかもしれないが、部屋のなかにゆがみというか、アンバランスなところがみつかると、そのうち我慢ならなくなり最後はちょっとした引っ越しなみのことが起こる。 この…
休日の地下鉄、一度乗り遅れると次までけっこう待たされる。 わずか一本乗り遅れただけで、一駅か二駅、4、5分のために10分近く待たされるのはかなわない。 昨日の研究会の帰りに地下鉄を使ったときのこと。ホームまで2階分ぐらいある駅で、電車が入線…
学会とか、研究会での懇親会。まあ、いってみれば打ち上げである。病理関係のそういったたぐいのものは、当然のことながら製薬会社からの援助は一切無く、自腹である。 さて、そういった会でざっくばらんに話していると普段一緒に仕事をしていない人でもその…
研究会、班会議3連チャンの1日目。 いろいろな先生のいろいろな発表をお聞きした。 研究会なので、先端の知見を教えていただくのは当たり前のことだし、それを聴くために来ている。 それにしても、驚いたのはこれほどのことが知られていて、目の前にいる人…
あまりにも寒くて、歩いていても寒いこと以外何も考えられない。 今回の寒さについての報道を集めるにとどめる。 今日も日当りの良い道を探して歩こう アメリカはとてつもない寒波に襲われているそうだ。 【猛威振るう米国の大寒波 死者計20人に】 2014.1.…
今日は、いろいろ考えられないので、冬の景色の記録だけ。 スイセン。 向こうに見えるマンションの工事はどのくらい進んでいるのだろう? この辺り、畑がどんどんマンションになっている。 葉の残っていない木は、冬そのもの。 富士山も見えない。 ひと月ほ…
大学生になった息子、それなりに家に居着かないようになった。 部活に、遊びに、デートに、アルバイト。まあ、19歳といえば大人なので何をしても勝手で、危ないことさえしなければ何も問題にはならない。 だが、大学には自宅から通っており、多少は家族の…
朝、起きたら鎌倉の気温は1度。さすがに寒い。 この時期は日の出が最も遅いそうで、6時の東の空はこんなものである。 1月5日の小寒をすぎ、いよいよ寒の内。寒さは立春までおよそひと月続く。 通勤には一番つらい季節がやってきた。 今日は1月7日。妻は毎年…
仕事始め、いつも通りの横須賀線に乗って病院に行き、仕事をして帰った。 年末には少し滞っていた仕事の整理をすることができたし、先週末にはなんとか原稿を書き上げることができた。 朝、横須賀線に乗ったら顔なじみのサラリーマンがたくさんいた。正月休…
小学校時代、勉強の方はまずまずだったが、最後まで一番にはなれなかった。 常に一クラス40人中の4、5番ぐらいだったので、たいしてできる方ではない。地元のできる子が一人ぐらい上にいたが、それ以外だと社宅にすんでいる子がよくできた。 みんな転校…
私の半世紀といって、ここにすべてを赤裸々に書き記すことはためらわれる。 今でこそボチボチ落ち着いているものの、私も人生山あり谷ありできた。それも相当な振幅だった。 いつまで生きていられるのかはわからないが、将来ほとんどすべてを語ることができ…
半世紀生きた私の人生、家族には恵まれたが、私固有のもの、すなわち仕事でぱっとしたものはない。 病理医になってからおよそ四半世紀。残り時間はあまりない。 仕事ができる、というかやらせていただける時間というのは、思いのほか短い。 仕事というもの、…
鎌倉本は数あるが、この本は佳作。ノーベル賞作家の作品はやはり難解。読み始めは何のことだかさっぱりわからなかったけど、最後は良い読後感。論文のような小説で、読破するのに2週間近くかかってしまった。頭の良い人が、究極の技術をもって書くと、こう…