講演を依頼される時、依頼者からはいろんな形の内容を頼まれる。
どう頼まれても結局困るし、苦労は同じなのだけど、それでもやっぱり難易度はそれぞれ違う。
一番やりやすいのは、「コロ健先生、先生の好きなこと喋ってください」というのだ。病理医としての私の得意分野を話すだけでいいとなると、自由に楽しく話すことができる。
一応、手持ちの話題が2つあり、それをそれぞれ半分ぐらいに分けて、4つぐらいのテーマで話すことができる。直近に、学会発表をしたり、論文を書いたようなものがあれば、それを加えて自由に話す。

先方からは、そのテーマのうちのどれかを話して欲しいということもある。こんなこと教えて欲しいのだけど、というのだと少し大変だ。講演内容は具体性を増せば増すほど、先鋭化して高度になる。
でも、一番大変なのは、新作の依頼。昔、ヒット曲を出したアーティストが力尽きて、懐メロばかり歌うようになる気持ちがわかる。
「先生の、この話、ぜひ聞きたいな」なんて言われると、ほとんど立ち往生だ。
それでも、その期待に応えようと、実は今、とても苦しんでいる。
あれこれ3つ
