こんな気持ちでいられたら

ロートル病理医。地味な医者ですが、縁の下の力持ちでいられることに誇りを持っています。

闖入者の素敵な鳴き声

二、三日前からマツムシが寝室に迷い込んでいる。チリリッ、チリリッとひとしきり鳴いたあと、静かになる。おかげで今朝は4時に目が覚めてしまった。今日はオリンピック観戦もしないで朝まで眠っていようと思っていたので、少し辛い。
声の主がどこにいるかと、部屋の中を探してみたが見つからない。「声はすれども姿は見えぬ 君は深山(みやま)のきりぎりす」この江戸初期の歌は男の訪れを待つ女性のやるせない気持ちを表したものだそうだけど、なんとなくわかる。ちなみにここでのキリギリスは今でいうコオロギだそうだ。
やがて、声もおさまり、私も目覚ましの時間までにもう一度眠ることができた。このことを妻に話したら、「かわいそうに、何も食べるものが無いでしょうからきゅうりを置いておくわ」と言っていた。プライベートコンサートへの演奏代というところか。



朝起きたら台風一過の青空。窓を開けたら猛烈な湿気が入ってきた。もうマツムシは鳴いていない。今年は太平洋高気圧が弱いのだろうか、ここのところ、3回続きで台風が日本の東を通っている。おかげで温度の低い北風が入ってくるので楽だと思っていたら、前の二回とは違って今回は西寄りを通過したせいか、雨を運んできた。庭の水やりには助かるが、熱中症には気をつけなくてはいけなくなった。

 今夜も聞かせてくれるかな?

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