こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

四人からの感謝


私の妻は前向きで、これまで私にずいぶん元気をくれてきた。
そこで、私のずいぶんと暗い言い方に対するアドバイスを忘れないよう記録しておこうと思う。もちろん、私のみならず、このブログに目が止まった方のためになるようなアドバイスだ。
1つ目は、これこそ私が記録に残そうと思ったきっかけになったアドバイス

妊婦さんに二日続けて席を譲った話をした時のこと。
出勤時、ダイヤ改正でこれまで、ほぼ座れていた列車がずれてしまい、別の列車の別の場所に移動して、なんとか座っての通勤ができそうになってきた矢先のこと。
ふと目を上げると、マタニティーマークのバッジをつけた女性が立っている。お腹はペチャンコだが、立派な妊婦さんだ。
しょうがない、すぐに席を代わった。
翌朝、乗り継いだ電車で、やっぱりマタニティーマークのバッジをつけた女性が乗って来た。うーん、誰も周りは席を立とうとしない。というか、マタニティーマークを知らないのだろう。
というわけで、またまた席を代わった。

「二日続けて妊婦さんに前に立たれた」と、妻に愚痴るともなく、話したらこう言われた。
「妊婦さんが一番喜んでいるわよ。朝のラッシュは怖いのだから。あなたが一人に代わってあげたなら、二人と代わったことになり、二日で四人に席を譲ったことになるわね。お腹の中の赤ちゃんも喜んでいるわ、良かったわね。」

私も言われて嬉しかった。忘れないでいたい。