こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

尊敬される大人としての政治家はどこにいる?


政治家自身によるお手盛りの制度のおかげであったとしても、ルールに従った手順で得たお金ならばそれに対して文句を言うことはできない。
月100万の文書通信交通滞在費の使途がなぜ自由なままなのかはわからないがルール化されていることだから、一般民間人がとやかく言うことはできない。
だが、今回の自民党の裏金問題はインチキだし、年余にわたって行われてきたことで根が深い。

立派な大人、尊敬される大人というのがいない時代になってきている。
それは、インターネットの発達、Chat GPTなどのAIの登場によって年長者の知恵、というものが不要とされる傾向が関係しているのかもしれない。
若い世代は、根拠のあやふやな年長者・先輩の説教を聞く必要はないし、たとえそれがその時もっともらしいことであったとしても、後で調べたら(それは瞬時に調べることができる)不正確なことだったりしたら、次は無い。

大人の代表というのが政治家なのだが、それがインチキをしているのにいけしゃあしゃあと政治家の座にとどまっている。
そしてそれを選ぶ選挙民がいる。
裏金の主な使い道というのが、        
会合費研修会の施設経費懇親費用・小口現金・事務費・車両購入費・書籍代・人件費・通信費・手土産代備品・消耗品費弁当代・リース代・旅費・交通費・翌年以降の派閥パーティー券購入費用        
というものらしいが、このうち、備品・消耗品費など大した金では無いし、もしかしたら高級家具か。
あとは、赤字にしたものなどは、飲み食い、高級車両、接待費であり、そういうのにたかる選挙民がいて、票を取りまとめているのだろう。
小口現金の小口とは何か。

こんなことを大人たちを見ていたら、若者たちが社会秩序を維持しようとすることが馬鹿馬鹿しく感じられるのもやむを得ない。
自民党裏金政治家たちはこのまま逃げ切るのだろうし、次の選挙では必ず当選するだろう。
もう、どうしようもない。

尊敬される大人としての政治家はもうどこにもいない。
そして、そういう大人を知らずに大人になった大人もまた尊敬されることはない。
こんなこと、いまに始まったことではないがそれにしても悲しくなる。
いやになる

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