こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

それだけ行ったら、それだけの人と会えていいじゃない

少し前、朝昼晩とあちこちで用のある忙しい日があった。

忙しいのが得意かどうかは別として、昔、何度か午前午後と用事を入れてうまくいかなかったことがあった。そのうち、同じ轍を踏まないようにしているうちに忙しいのが苦手になった。そんなわけで、40歳あたりかは、こなさなくてはいけない用事は1つしか入れないようにしている。

で、その日、「あー、今日は忙しくて嫌になるな〜。」などと愚痴ったら、「それだけのところ行くのなら、それだけの人と関わることができるのでしょう?それぞれの場所で、それぞれの人と楽しく接したらいいじゃない」と返された。

多くの出会いを楽しみにと言われたのは、つい先日のことなのに、忘れてしまっていた。あれこれ言い方を変えて諭してくれるというのはありがたい。

中学生の頃、私は外交官か商社マンになって世界中をあちこち飛び回りたいと思っていた。営業職のようなものが好きだったのだろうけど、それは人との出会いが楽しみだったからかもしれない。最近、人と出会って新たな関係を築くのがめんどくさいと思うようになってきていたが、それは自分の世界をどんどん狭めることにしか過ぎない。

犬も歩けば棒に当たるで、人との出会いを棒とすれば、それがいい展開をもたらすものか、よくない展開をもたらすものかは別。まずは人との出会いを大切なものとして行けば、あちこちに用があるというのも悪くはないはずだ。

こんにちは

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