
先週末、高校時代の恩師が我が家を訪ねに来てくれた。
先生はセミプロ級の陶芸家で、かつてはご自分の窯で焼いていたが、山奥のお家が災害にあい、そこは引き払て今は窯を借りて焼いているそうだ。
以前、同窓会でお会いした時にお願いしていたお皿が焼き上がったからと、わざわざ届けてくださったのだった。
私はあいにく学会で不在だったのだが、天気もよく、ベランダで妻を相手に小一時間ほどんびりして行ってくださったらしい。
その時、「コロ健くんもずいぶん忙しくしているようだけど、彼は趣味なんてありますか?」と心配されたようだ。
趣味というものの範囲は広い。
改めてネットで調べてみると、「趣味」とは、仕事や職業としてではなく、個人が楽しみとして自発的に取り組んでいる事柄、活動や物事を指すらしい。また、人それぞれが持つ「好み」や「美しさ・面白さを感じる感覚」という意味で使われることもある。
先生の言うところの趣味は、この場合、前者を指しているのだと思う。
仕事が趣味なんです、という人もいるが、趣味が高じて職業、つまりプロになったという人もいる。
そう考えると、その境界を厳密に線引きすることはなかなか難しい。
時々、何かのプロフィールに趣味を書く時は、ガーデニング、犬、ブログ、読書、音楽鑑賞などを挙げている。
昔はバスケットボールも書いていたが、これは取り下げた。
読書もこのところめっきりしなくなっており、取り下げるべきだろう。
音楽鑑賞も、コンサートに行くことなど年に一度あるかないかで、考えてみると趣味はずいぶん減ってしまった。
ガーデニングも週末にちょこちょこと土をいじる程度だし、犬の散歩も週末だけ。
ブログは毎日続けているが、日記を趣味に位置付けてよいのか、よくわからないというのが本音だ。
先生は、私が趣味を持ってリラックスする時間を持っているか、心配してくださったのだと思う。
そういう意味で、こうしてブログにあれこれ考えたことを書き記しているのは、リラックスにつながっているのだろうか。
それはよくわからない。
ただ、誰かが読んでくれているであろうことを思い浮かべながら日々思いを綴るのは、少なくとも悪い気分ではない。
だからこれはきっと、趣味と呼んで胸を張れることなのだろうと思う。