こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

平凡だけどそうでない日曜日

穏やかな朝

穏やかな日曜日。

こういう日こそ大切で、ありがたく感じなければいけないのに、何となく過ごして、終わってみれば勿体ないことをしたと思う。

鶴岡八幡宮では流鏑馬が行われている。

アンがいるので、おいそれとは見に行けない。

朝、練習だけでも見たいと思って行ってみたのだが、当日朝の練習をやめてしまったのか、人も馬もいなかった。

一時間ほど歩いてから、札幌で買った縞ホッケを妻と半分に分けてブランチにした。

アンはお預け

今日は私たちの入籍記念日、妻の姓が変わって三十五年になる。

夫婦別姓の議論が盛んに行われているが、選択制でいいように思う。そうしたい人にはそうしてもらえばいいし、そうしたくない人はそうしなければいい。

どうしてそんな簡単なことができないのだろうか。

 

そういえば、入籍した日も日曜日だった。今日とは違って大雨だった。

夜、当時住んでいた武蔵野市の役所に婚姻届を出しに行ったら、当直だったのだろう、初老の職員の方に「おめでとうございます」と言ってもらったのが今でも思い出される。

モッコウバラは今年も

ニューヨークに単身赴任中の娘から、お祝いの電話をもらった。

今や立派な大人となった息子や娘以上の年月を、妻と共に暮らしてきたのだと考えると、三十五年というのは実に長い。

平凡な日曜日。

けれど、私たち夫婦にとっては、そうでない日曜日。