
最近、ふとしたことで人間という存在が、信じ難いほど矛盾したことをするものだと実感する。
それは例えば、戦争をしている一方で、満員のスタジアムで野球やバスケットボールを楽しんでいる人々がいる。
戦争が行われている国では、日々殺戮が行われ、多くの人が命を落としている。
おかしくないか?
戦争という、せっかく築き上げできた財産を瓦礫の山に変えるということを、壮大なる無駄を行っていること自体おかしいとしかいえないが、さらには命を落としている人がいるというのは理解に苦しむ。

人間とは矛盾だらけの存在であり、矛盾は全ての人が持っている。
矛盾の原因は人間の利己的な考え方によるところが大だと思うが、自分大事で周りに迷惑をかけてはいけない。
それでもそんなこと知ったことではないと平然と迷惑をかけているのだからこれは矛盾している。
なぜ周りに迷惑をかけてはいけないかといえば、それは人間は一人では生きていけないから。
これは国家間のことでも一緒で、どれほど強大な国であってもその国だけで存立することはできない。
人間にしても、その集合体である国家にしても、大きさなり質量があるのが問題なのかもしれない。
水に物を入れれば、その分だけ水は押しのけられる。
存在するとは、何かを押しのけることでもある。
日々、人間が行なっていることはそんな押しのけ合いの連続のようだ。
いっそのこと、肉体などなければそんな必要などないのに。
今、国同士でもそのおしのけ合いをしていてる。
そもそも人間同士で国というものを作ること自体矛盾している。
動物たちの地図に、人間のそれのような線は引かれていない。
