こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

天気は経済の潤滑油

肌寒い雨の朝

花冷え。

今年の桜の開花は例年より少し早いというテレビニュースがあった。

そのなかで、このまま1週間程度で満開になってしまっては、10日後からの桜祭りの頃には散り始めてしまうと、桜祭りの担当者さんが頭を抱えていると言っていた。

昨日の鎌倉も、朝出かける時と、夜帰ってきた時とで、ずいぶん開花が進んだ。

 

この時期、日本の経済に桜の開花が極めて重要な役割を果たしているのだと実感することが多い。

決まった暦ではなく、桜という自然現象に依拠して経済が回るというのはいかにものんびりしているが、自然を愛でる日本人だからこそのおおらかさであるようにも思う。

 

桜の開花予想というのも面白い。

そもそも桜がいつ咲こうが、そんなことは桜の勝手なのに、いまでは大量のデータを集めて開花日を当てにいく。

AI利用も合わせると相当な確度で当たる様になると思う。

そのうち、気象予報士の予想が当たった外れた、などということもニュースにならなくなるのではないか。

それでも桜は多分それらの予報を裏切り続けるに違いない。

 

それにしても、植物学者でも園芸家でもない気象予報士や天気予報会社が、なぜ桜の開花予想までしているのか、少し不思議でもある。

なにはともあれ、天気というものは人類経済を左右している。

これから5月中旬ぐらいまでは比較的穏やかな天候が続くので助かるが、その先には梅雨、そして酷暑が待っている。

それまでに、中東の紛争が落ち着き、エネルギー供給が安定することを願う。