こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

マスクをつければ咳は出ないけれど私はマスクが嫌い

すこしずつ暖かく

花粉症の季節、私は鼻汁とともに咳が出る。

鼻汁の方は薬が効くようで、まずまず抑えられているが、喉の腫れに伴う咳はなかなか治らない。

喉の腫れの原因は、まず乾燥、そして黄砂、とどめが花粉だと思う。

もちろん、寒がりの私にとって春は大好きな季節だが、この重層的な攻撃には参ってしまう。

そして何より、恒常的に仕事中は空調の効いた“快適な”部屋にいることも、喉には良くない。
一見快適にみえるが、湿度の低い風が、微妙にずっと同じ向きで吹いていてそれが喉を痛める原因になる。

カンファレンスでたまに病棟に行くと、湿度が高くて楽だ。
どうやら検査部門とは環境が違うらしい。

部屋に加湿器を置けば少しは改善するかもしれない。
だが部屋は広すぎて家庭用では焼け石に水だろうし、顕微鏡に水滴がつきそうなのも嫌だ。

 

結局、マスクが一番安上がりで安定している。
しかしコロナ禍の頃ですらマスクが苦手だったほどで、なかなかつらい。

幸い勤務先では、医局のように患者さんのいないエリア、すなわち病棟や外来以外ではマスクフリーである。
これは逆に助かってもいる。

禍福は糾える縄の如し、とはまさにこのこと。

 

咳対策というわけではないが、病理診断科内でも安全管理上問題となる場所ではマスクをつけている。
それ以外でフリーなのはやはり助かる。

もちろん咳が出て周りの人に不愉快な思いをさせてはいけないので、電車の中ではマスクをつけるようにしている。
ただ、咳が出そうになるまでつけずにいて、一旦咳が出始めてからでは遅い。
そのタイミングがなかなか難しい。