こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

選挙制度をそろそろ考え直してみては

朝、起きたらザアザア降り

ブログでもインスタでもなんでもいいのだが、SNSのいわゆる「お気に入り登録」、みなさんどんな基準で選んでいるのだろう。

感性や考え方が似ているから、そういう記事や写真を載せる人を選ぶのか。

それとも、ただ単に美しい写真や素晴らしい文章を楽しみたいから選ぶのか。

まあ、そのどれもなのだろうが、不思議なものだ。

そもそも「お気に入り」だの「フォロー」だのという仕組みも、かれこれ20年ほど前に現れ、いつの間にか当たり前のものとなっいる。

今ではフォロワー数を競い、それが多ければ収益にもつながる時代である。

 

有料記事を書く人も昔からいた。

ある日突然有料になり、読まなくなったブログもある。

お金を出してまで読むほどの文章ではないと感じたからだが、その後も一般公開には戻らなかったが、それでも支える読者はいるのだろう。

情報というのは、結局、似た者同士で囲い込まれていくものなのかもしれない。

 

最近では、選挙におけるSNS活用も当たり前になっているという。

電車で若い人がYouTubeを猛烈な速さで手繰るように見ているのに遭遇するが、ああいった人たちは、SNS上の選挙運動も同じように閲覧しているのだろうか。

ブログのフォロワーと同じで、一人の政治家と気が合えば、その人の情報ばかりが流れ込み、他の意見に触れる機会が減っていく――そんなことにはならないのだろうか。

少々心配だ。

 

政治家なんて文章の素人だろうけど、それをプロのブロガーにホームページを書かせれば、いくらでも魅力的な政治家像を作り出せる。

そこに引き込まれる人も当然いるだろう。

直接会って話を聞き、自分の目で判断する機会は確実に減っている。

今回の総選挙のように、一人の政治家の人気だけで日本の未来が決まってしまうとすれば、それは少し危うい。

選挙制度もまた、旧来のままでよいのかどうか、そろそろ考え直す時期に来ているのではないか。