
駅や車でのマナー違反が気になるのは相変わらずだが、最近それらへの反応が少し鈍化してきたような気がする。
歩きスマホに対してはこちらから無理せず避けるようになったし、横断歩道で待たない車については民度が低いと感じて気にせずあきらめる。
どうしてそんなことになってきたのだろう。
私の若かった頃、すなわち昭和時代は今では考えられないようなことが普通のこととしてまかり通っていたが、社会規範が変化するにつれて厳しく咎められるようになった。
今でこそ日本はとても清浄だと言われるが、ほんの30年ほど前まではタバコの吸い殻があちこちに落ちていた。
そのうちの何十本かは私がばら撒いたもののだが、それも含めて殆ど見なくなった。
車も2回目の東京オリンピックのあたりから、横断歩道で待つようになった。
歩きスマホはますますひどくなっているが、そのうちなんらかの変化があるのではないかと、期待していて、せめて自分ではそれをせずに、スマホをしまって手を振って歩いている。
そういうことを考えながら日々の生活を送っていると、それらの行為をしている人たちのその時の考え方まで思うようになってきた。
相手の置かれている状況に少し思いを至らせることで、心に波風を立てるよりも、流してしまう方が楽になってきたようだ。
反応が鈍くなったせいなのかもしれないが、ここは、やっと少しはマシな人間になれた証だと考えるようにしたい。