こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

低気圧がくるとシクシクする

南風

季節の変わり目とか台風が近づくとお腹がシクシクするので、気になっていた。

高校時代の友人が近所の病院にいるので、午前中受診するとにした。

 

彼がこちらの病院に来てから随分経つ。

来た当初はあてにしていなかったのだがいざ、気になる症状が出てくると気心の知れた旧友に頼ることになる。

現金なものだ。

詳細な検査結果は後日出るが、今すぐ入院してどうこういうものは見つからなかった。

とりあえず、漢方を出してもらってしばらく飲むこととした。

 

この歳になると、いつどんな大病にかかってもおかしくない。

というよりは、この歳までこれといった大病をしないでこられたのはただ単に運が良かっただけだ。

昨日ちょっと触れたが、日本人男性の平均寿命は81歳、仮にあと20年とすると、どこまで”未病”でいられるかが問題だ。

 

医療費の多くが亡くなるまでの最後の数ヶ月に費やされているという話を聞いたことがあるが、ずいぶんもったいない話だ。

まあ、生まれる時と死ぬ時はどちらもお金がかかるものかも知れないが、死ぬ時はどう、ソフトランディングさせていくかの医療を行ったらどうだろう、そうすれば社会保障費もずいぶん抑えることができるだろうに。

 

それにしても、あらためて自分の残り時間を考えると、“いま”という時間を、できるだけ静かに、丁寧に積み重ねていきたい。