
昨日、家に帰ると、テレビで参議院議員選挙に向けた主要8党首の討論番組が放送されていた。
そこでは、バラマキ政策から社会保険料の引き下げまで、さまざまな意見が飛び交っていた。
正直、バラマキは話にならないと思うが、減税や社会保険料の引き下げには、ある程度の効果がありそうに感じる。
このところ、給料の明細を見ると、どうしても税金よりも社会保険料の額の方に目が行ってしまうのは私だけではないはずだ。
バラマキが10%の消費税で回収されてしまうと考えれば、見かけ倒しに思える。
参院選は7月20日。
最近では他の政党からも、まともな政策提案が出るようになってきた。
となると、自公にはかなり厳しい戦いになりそうだ。
それにしても、赤澤経済再生担当大臣は、一体何度アメリカに行くのだろうか。
すでに7度とのことだが、旅費だけでも相当なものだ。
以前は“タフ・ネゴシエーター”と評されていたが、最近の発言を聞いていると、「五里霧中」だの「様子を見ながら」だの……どうにも心もとない。
むしろ、相手側の方がよほどタフだったということだ。
交渉ごとで「国益」を口にするのは結構だが、結局のところ相手は“日本製品を買ってくださるお客様”だという意識があるのかと心配になる。
それにしても、他国の動きについての情報がなぜこんなに入ってこないのか。不思議だ。
ネットで調べても断片的で、いまいちつかめない。
とはいえ、7月中には何らかの合意形成がなされるのだろう。
仮に参議院選挙で与党が大敗したとしても、石破首相のことだから、どこ吹く風で居座り続けるのではないか。
ただ、少数与党になれば、これまでのように数で押し切るわけにはいかない。
そういえば、先日閉会した衆議院で、野党が結束して自民党の委員長を解任した場面があった。
そのとき自民党議員が“数の力”を批判していたが、それに対してインタビュアーが「それは、自民党がこれまでしてきたことでは?」と返していた。
議員は何やらむにゃむにゃと答えていたが、あの光景には政治というものの不誠実さが凝縮されていたように感じた。
企業献金や裏金が問題になるたびに、「数の力」で決着してきたこれまでのやり方は、一体何のためだったのか。
そんなことを、考えてしまう。