
去年の出生数が初めて70万人を下回り、出生率も過去最低の1.15を記録したという。

人口=国力だから、団塊の世代が経済を回していた高度成長期に比べるとこの先はその3分の1ぐらいの規模になって、先細り。
若者がいない社会というのはどうしようもない。
病院にいても、汗をかいて働いているのは若い医療者だ。
もちろん、若いうちはそうやって経験を積むわけだからそれでいいが、そもそもその若者が居なくなったら、病院だって立ち行かない。
なぜ、子供が少ないのか。
少子化については、もうこの数十年危機的に語られてきたがそれが止まる様子はない。
その直接の理由は若者が結婚しないということ。
正しくは結婚できないということなのかも知れない。
結婚するしない、子供を持つもたないはそれぞれの人の考え方次第なのでそれは自由だ。
結婚観、家族観は十人十色だが、その価値観は意外と似通っているのではないだろうか。
テレビドラマにでも出てきそうな上流社会にいて、そこで楽しい家庭を築いて暮らす。
そういう背景があれば子供を持つ気にもなる。
そして、そうでなければ、一人の方が気楽だし、手間暇かかるし、金もかかるし、リスクもある子供を持つなんて負担以外のなにものでもない。
一度きりの人生、結婚とか子育てを一度は経験してみるのも悪くはないと思うのだが、話はそう簡単ではないようだ。
少子化について誰が口を挟むことができるかなんてわからない。
誰にもそんな資格はないと言えるし、誰もが議論しなくてはいけないとも言える。
このご時世、結婚適齢期の人に向かって、”結婚は?”とか”結婚しないの?”なんてことを言ったらアウト。
結婚とか子供とかがプレッシャーになることのない世の中を実現しなくては、少子化はますます進んでゆくことはまちがいない。
