こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

クリスマスツリーの場所を変えた


 日々募る冬の寒さに先が思いやられるが、これが冬ということで、暖冬よりはシャキッとしていい。

 あまり目立ってはいけないだろうと遠慮して、初めは私の部屋の中に飾ったクリスマスツリー、暗い検査室の廊下に明るい光が届くようにと外来者管理のための記名帳を置いてある机に移動した。病理に限らずどの検査室の部屋にも非感染区域、感染区域が厳格に区切られているのだが、ここなら安全だ。
 この奥にある私の部屋に置いていた時は、あまりリアクションはなかったのだが、今度は何人かの人がいいですねと声をかけてくれた。このことを妻に話したら、

 それって、あなたが飾った(クリスマス)ツリーが(あなたの部屋に置いておいたものだから)あなただけのものと思われていたんじゃない?

 と、指摘された。
 それって、私がケチだったと思われているかな?

 と、尋ねると、まったくその通り、とのこと。ガックリきた。

 過ぎてしまったことをあれこれ言っても仕方がない。来年も生きていたら今度はちょっと大きすぎて頭でっかちになっている星を新しくして初めからここに置くことにする。
 私の部屋の方には去年飾ったイケアのツリーを置いた。実は、これが出てきたからドミノ式にこうしたということもある。それに、この小さなツリーをまず台の上に置いてあまりに寂しかったので入れ替えたというのが実際のところで、どこまでいってもつくづくケチな性格だと、残念な気持ちになってしまう。
結果としては

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