
鎌倉といっても私は山のほうの住民なので、海岸線の国道の渋滞とか、自粛を無視して繰り出すサーファーのこととのかかわりは実はあまりないし影響を受けることもない。SNSにはそのことに苦言を呈する自粛警察のような方がいて、色々発言しているが、それぞれの方の名前までは憶えていない。自粛しない人にしても、自粛警察の人にしてもそれなりの確固たる信念があるので、考えを変えることはないだろうから、読むだけにして意見を挟むことはしていない。
神奈川県からの情報だと鎌倉駅周囲の人では自粛前に比べて3,4割ほど減っているらしい。減少した人の多くは観光客だろうから、観光業界は大変なことになっているのだろう。できることといえば地元支援ぐらいなので、行きつけのレストランのテイクアウトメニューを食べているが、残念ながらそうそう続けられるものでもない。観光客が減っても、私にはそれほど関係ないし、歩きやすくていいぐらいに思っていた。ところが、観光客減少の余波は意外なところにも現れていた。

以前からベランダに餌皿を置いて、小鳥にエサをやっている。以前はシジュウカラとスズメが半々ぐらいで、最近はガビチョウもやってくる。メジロはごくたまに、ウグイスは声だけで見ることはない。最近ではスズメがのしてきていて、子供を連れて一家でやってくる。本当はシジュウカラに来てほしいのだが、スズメでもいいかと見守っていた。ところが、困ったことに、最近エサを狙って、リスがやってくるようになった。リスは皿に顔をつけてあっという間に平らげてしまう。このリス、初めはつがいの2羽だったのだが、子供が生まれたようで、今では大小3羽でやってくる。見かけると追い払っているが、四六時中餌皿を見張っているわけにもいかない。そして気がついた時にはきれいに平らげられている。

最近では、リスも生活があって仕方ないと思っている。だが昨日、トンビがこの餌皿の上にまできていると、娘から写真が送られてきた。トンビも子育てでエサが必要な時期なのだろう。この前にも来ていたから、よほどおなかが減っているのか。観光客が残して捨てるゴミが減っていて、足りないのかもしれない。かわいそうなことにこのエサを食べることはあきらめて飛び去ったらしい。私たちの仮定が間違っていなければ、コロナショックがトンビにまで及んでいるということになる。

