それが自分でいいじゃない、そう思いながら、誰かが拾うゴミだと思いながらゴミを拾うようになった。
それが自分でいいじゃない、そう思いながら、誰かが閉める開けっ放しのドアを閉めるようになった。
それが自分でいいじゃない、そう思いながら、誰かがしなくちゃいけない”何か”をするようになった。
無理なことはしなくていい、汚れの強いもの、壊れた扉、それはそれで仕方がない、そんなことまで心配してもしょうがない。それでもまだまだできることはたくさんある。やれることだけやったらいい。
小さな社会の中でも、大きな社会の中でもそれぞれの社会の一員で私たちにやれることはたくさんある。
そして僕は、そんな優しい人が大勢いることに気がつかないで生きてきた。

誰かに見ていられないからといって、やらない必要はない。誰にも見てもられないことだから、僕がすることに意義がある。貧乏くじなんかじゃない、それこそが幸せの鍵だ。少なくとも、僕のストレスは軽減される。
生き方に答えはない。こうすればいい、ああすればいい、ということもない。誰も答えなど知らない。それでも、自分ができることはわかる。
それをしたらいいだけのことだ。
僕は、そう思うし、そうしたい。
率先してやる
