こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

お箸の使い方・・・両手箸?

お箸というものは片手で使うのが正しいはずだが、時々それを2本の棒として使っている人がいる。

両手箸とでも言ったらいいだろうか。

おかずが大きいとき、それぞれのお箸をおかずに突き刺して、引き剥がすように使っている。

ナイフとフォークのように切り離すのではない。

このような使い方、すなわち両手箸は女性が多いように思う。

例えばだが、豚の角煮を小分けにするときなどを思い浮かべてもらったらいい。

手の力が弱いので、男だったら手首の力を使ってお箸で押さえ込んで切り分けるということができない。

でも女性だけだと思っていたら、この前駅のスタンド蕎麦屋かき揚げを両手箸で切り分けている男性がいたので、両手箸は男女を問わないみたいだ。

そういう人をみると、やけに子供じみて見える。

同時にその人の食事に対するセンスとか、さらには生活一般へのこだわりのなさが見えてがっかりする。

両手箸をやっている本人は自分のマナーに全く疑問を持っていないようで、目くじらを立てて注意するというのも大人気ないが、こちらの方がみていて恥ずかしくなる。

食事を共にするぐらい仲のいい人との関係性を壊すほどの問題か今のところ決めかねている。

それに肘をついて食事をするといように、食事中四六時中そうしているわけではない。ご飯を食べる時はもちろん片手でお箸を使うし、”いけない”お箸の使い方はしていない。

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両手箸

食事マナーを見たらその人のおさとが知れるが、その人の親御さんの名誉のためにいうが、このお箸を2本のただの棒として使うというのは最近特に増えてきた現象だと思う。

かつてよりも洋風の食材が増えたことで、それぞれの”棒”をフォークに見立てて使っているのだろうか。

恐るべきことは、この記事を書こうとお箸の使い方についてネットで調べたらお箸は片手で使うことが前提となっていて、両手で棒のように突き刺して、食材をちぎり分ける、という”両手箸”の良し悪しはほとんど出ていない。

当たり前だ、お箸は片手で美しく使うものだ。

こんなおかしな使い方が作法として広がってはいけないと思うのだが、この間カンボジアに行った時にも両手箸をやっている人を見たので、もう世界中に広がってしまっているようだ。

私だって、ちょっと食べにくい大きさのおかずが出てきたら、”つい”お箸を2本の棒として両手で使いたくなってしまうことが無いとは言えないので、せいぜい、自分が”無意識のうちに”両手箸をしてしまわないように気をつけたい。

お食事は美しく楽しく

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