こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

今年のシルバーウィークは

シルバーウィークというのは日程が定まっていないのでどうも予定が立てにくい。今年のように、敬老の日秋分の日も暦通りだったりすると例年と変わりばえせずありがたみも少ない。ただ、お彼岸が過ぎたら一気に秋が深まるので、それまでの夏の疲れを癒すためには何よりの休みなので、もったいないことは言えない。先週来の台風18号のあとなので、ありがたみはひとしおだ。私自身、先週末は学会で福島に行ったので、少々疲れは残っている。体力は急速に落ちていて、グリーン車で往復ゆったりというわけでもなく、一度出張すると体力はなかなか回復しない。それに、休みの分仕事はたまるし、そろそろ出張もよく考える必要が出てきたように思う。

昨晩は老親を囲んで外食をした。まだまだ、元気にしていてくれるが、こうして一緒に食事ができるのもあと何度あるかと思うようにもなってきている。

孫となる娘も一緒だったが、若きと老いがともに語り合うというのもいいことだ。私が若かった頃、祖父母と一緒に食事をしたりしていた時、あまりそのようなことは意識しなかったけれど、今ではそれがよくわかる。娘もそのうち・・・あと30年ぐらいたったらそのことがわかるようになるだろう。歳を重ねるということは自分自身を見つめ直し、周りのことを思いやることができるようになるということだ。そして、自分が死ぬまでにやらなくてはいけないことがなんなのかを知るようになる。

いまさら何ができるかなんて、それほどよくわからないが、最終的には死ぬということだけはわかるようになった。死ぬことは人間にとって避け難いことなのだから、わがままになって傍若無人に振舞うことなく、居住まいを正し、それに向かってよりよく死んでいきたいと思う。

心おだやかに

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