日の高いうちに、鎌倉に戻ることがなかったのだが、土曜も仕事日となってからは、仕事を終えて横須賀線で鎌倉に帰ってくるようになり、その景色を見ることができるようになった。
大船駅を出て、東海道と別れて大きなカーブを曲がると緑が車窓に広がる。そして、北鎌倉駅に着くとすぐ横まで緑が迫っている。北鎌倉駅を出ると両側から緑が迫ってきて、レンガ積みのトンネルに入る。観光客ならずとも、この時のワクワク感はなんともいいものだ。逗子からにせよ、江の電を使っても、旧鎌倉地区に鉄道で入るにはトンネルを通るしかない。
それほど長くないトンネルをくぐり抜けたら鎌倉だ。鎌倉市内には高い建物がなく、鳥居やお寺が目立つ。土曜の午後の鎌倉駅のホームは人であふれている。駅前はもっと大変で、改札を抜け、バスターミナルを抜けるだけでも大変だ。江の電はしばしば入場制限していて、ごった返している。

鎌倉は、街全体が一つのテーマパークになっていると感じることがしばしばある。鶴岡八幡宮の参道である段葛はそれ自体が奇妙な存在だ。そして、その奥にある八幡宮はディズニーランドで言えばさしずめシンデレラ城だろう。ほかにも美しい庭園や景観の神社仏閣が歩いていける範囲内にたくさんある。電車なら江の電に乗れば十分楽しめるし、湘南モノレールはそこいらのジェットコースターよりもよほど面白い。

そして、なんといっても仕上げには海がある。由比ケ浜からは富士山は見えないけれど、材木座からなら江ノ島富士山も望める。
帰りには小町通りでお土産、お食事をして、鎌倉駅からまっすぐ関東各地に帰ることができる。駅は混んでいても、通勤時間帯に比べたらよほどすいているので、乗る車両を考えたらすわって帰ることができる。車で来て、駐車場のことで苦労することを考えると電車の方がよほど楽だと思っている。

海開きもすんで、本格的な夏到来
