久しぶりに本を読んだ。今年の本屋大賞ということで手にとったのだけど、驚くほどよい本だった。日々、私が真面目に生きたい、人生に真摯に向き合いたいと思っていることを、主人公はたやすくこなしていく。誰でも人生をそうやって過ごしていきたいのに、いろんな誘惑や嫉妬がそれをできなくする。なぜ私はそういう邪魔をされて、気がついたらどうしようもなく汚れてしまっていたのか。そう考えるととても悲しくなるし、久しぶりに主人公のことを本気で応援してしまった。
そして、偶然手にしたもう1冊は人生観が変わるほどの本。正直、まだよく理解できていない。続編、実践編があるようなので、それらも読んでみたい。

また、ぼちぼち読もう
2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:446ページ
ナイス数:107ナイス
怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)の感想
怒ってはいけない、怒ることは恥ずかしい。そう気がつくと、いかに自分が怒り続けているかがわかる。ストレスという名の怒り、おかしなプライド、イライラ。どれも取るに足らないことなのにこだわってしまう。ガス抜きなんて都合のいいだけの言い方。しばらくの間は自分の怒りを探しながら生きていこう。そして、そんな怒りに満ちた自分をよく見て、よく考えていこうと思う。さらには毎日笑顔を絶やさずに生きていけたら、欲も恨みも消えてしまうのではないか。そうなったらさぞかし幸せだろう。
読了日:6月30日 著者:アルボムッレスマナサーラ
羊と鋼の森の感想
人は何のために働くのか、そして働くことの中に喜びはあるか。自分の従事している仕事の本質は何かを知ろうと、愚直なまでに一生懸命高みを目指す外村君の姿は、50歳を過ぎてやっとそうすることの大切さに気がついた私からみれば羨ましいばかりだ。はじめから手垢にまみれた人生を歩んでいた私はよそ見ばかりして歩いてきた。残された人生はとても短いけれど、遅くはないと今からでも、高みを目指して真面目にやっていきたい。改めてそう決心させてくれる秀作でした。
読了日:6月22日 著者:宮下奈都
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