こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

人生がズレてしまっても

プロ野球から始まった、スポーツ選手の賭博問題の広がりはとどまるところを知らない。このまま、スポーツ界の何割かの選手が引退に追い込まれていったら、東京オリンピックを控えた日本のスポーツ界は大打撃を被ることとなる。だが、これは仕方のないことだろう。賭博ときっぱりと縁を切ろうとしているスポーツ界を応援したい。


コロ健が考えるレベルのことだが、この問題にはいろんな要因がある。なによりも気の毒なのは、ことの重大さに気がつかないまま違法な賭博に手を染めてしまった選手達だ。はっきり言って、公営賭博やパチンコというものがあるのにそれに飽き足らなかったのは悪い。だが、なによりも悪いのは賭博を開帳している人、そこへ引き込む人たちだ。一流選手ともなれば、海外遠征で公式のカジノに行くこともあっただろう。そして帰国後もその時の興奮が忘れられないでいたのだろう。賭博は依存病なのだから仕方ない。そして、そこにつけこまれたのが運の尽きだった。でも、日本には日本のルールがあるし、スポーツとはルールに従って行うものだ。



ルールを破った者はそれなりの罰を受けなくてはいけない。今回の問題では、出場停止、退場を食らう選手も少なくないだろう。スポーツ一筋の人生を送ってきた人にとって、退場後の人生は険しい。それだけに周囲の人間は人生が大きくズレてしまった彼らを必要以上にたたくことなく、人生の再生を応援してあげなくてはいけない。

償ったら許してあげる

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