こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

自分の人生に納得して生きる

自らの人生に納得して生きている人を見るとうらやましく思う。

だけど、そう思われている人も、まだまだやらなくちゃいけないことはたくさんあると思っていたりするので、自分がうらやましがられてもピンとこない。

でも、自分の人生に納得しているから、少なくとも人のことをうらやましいとは思わない。

自分の人生が納得できず、納得して生きている人のことをうらやましいと思う人と、人生を納得して生きている人の間には隔たりがある。

自分の人生に納得できていない人というのは、人生に対して不満を抱いているばかりでいいことはない。

だけど、まだまだと思っていても自分の人生に納得して生きている人は、人生に対して不満はない。

そもそも人生に対して不満など持ってもしかたないのだ。

不満が不満を呼んで他人に対しても、さらには自分に対してさえ不満ばかりとなる。 

不満に費やすエネルギーは、多かれ少なかれ不要なもので、時間も心も消耗するだけで何も益することなどない。

人生損得で考えること自体、間違っている。

自分が好きなように生きる権利を保証されているならば(そうでない人が今、世界中であまりにも多いが)、それだけで幸せだし、その中で生きている自分の人生に対して不満を抱いたりしてはいけない。

自分の人生に納得して生きるとはそういうことだろう。 

ただ、生きていくうち、理不尽なことというのはある。

どれが理不尽で、どれは自分が引き起こしたか、ということの見極めは自分でしなくてはいけない。

 いいじゃない、それが人生

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