こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

ナイトのことで大騒ぎ

期せずして、ペットロスへのトレーニングになってしまった。



フラットコーテッドレトリバーのナイトが4歳になったこと、先日このブログの記事にした(『ナイトの誕生日』2014年04月06日)ばかりだが、実はここ一、二週間、元気がなかった。

先週末辺りから、ときどき急に痛そうな声を出すようになった。散歩中誤って足を踏んでしまった時に出すような声に近い。
先週末、心配した妻が近所の獣医さんのところに連れて行ったが、足が痺れてもおかしな声を出すことがあるので、土日は様子を見ることになった。



だが、土日も頻繁に痛そうな声を出す。
マルチーズのコロも心配して、その都度吠える。おかげで妻は土日ほとんど眠れなかったらしい。

娘も加わって、ナイトの体をあちこちいろいろ触っているうちに、どうも前足の付け根から首のあたりが痛いようだということがわかった。

以前、組織球腫ができたところに近い(『ナイトの腫瘍の手術と病理診断』2011年12月27日)。
ナイトの場合まだ子供だったから、少々発育異常を呈した細胞から発症したもので、治ってしまえばそれまでで、青年期(ちょうど、4歳頃)にできることは無いと思っていた。そうなると、再発か、と。
ネットで調べると成犬以降の組織球腫の予後は悪く、手の施しようが無いらしい。そうすると、もう、ナイトの命もあと1年もつかもたないか。
フラットコーテッドレトリバーの平均寿命は、小型犬に比べて短いと言われている(らしい、知らなかった)のだが、それでも10歳は越えるらしい。それが、4歳になったばかりでとは、相当つらい。それも突然。
これがペットロスかと妻共々、暗澹たる気持ちになってしまった。

ご近所の犬好きの人に、腫瘍を診てくれる獣医さんを教えてもらって、妻がナイトを連れて行った。
そこでレントゲン写真を撮って、仔細に調べてくださった。




その結果、首の骨に剥離骨折がみつかった。

治療はとりたててなく、一週間の室内安静。二週め以後はハーネス(胴輪)をして外出(散歩)可ということになった。
痛み止めを飲まされて帰ってきたので、その日はおとなしかった。

いつも使っているチョークチェーンに戻すのは、その後のことになるだろう。散歩の時はいつも緩んでいて、引っ張ることはほとんどないのだが、こういうことがあると、原因の一つと思えて心配になる。だが、ナイトはおとなしいとはいえ、大型犬である、興奮して突然走り出すようなことがあると困るので、いずれは戻す必要があると考えている。



今や、マルチーズのコロと同様に、完全に室内犬と化しているので家の中にいるのはいいのだが、ちょっと調子が良くなってきたら、もうじっとしているのがつらいようだ。

犬の回復力を考えたら、当たり前と言えば当たり前である。

とにかく、ほっと一安心。



コロ(7歳)も心配してたんだよね


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