こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

男の人は痴漢に遭わないから

電車の中で、マナーの悪い人にイライラしてしまうこと、時にはにらんでしまったり、直接注意してしまったり。
あんまりやりすぎて、相手が悪かったりしたら逆に自分に何か起きてしまいかねない。
そのことについて、改めて妻と話した。

先日の男の更年期障害の話は別として、妻には、
「電車で嫌なことなんて、いくらでもあるでしょう?
いろんな人がいるんだから、とあきらめるしかないわよ。
でも、男の人は痴漢に遭わないからわからないんでしょうね。力もあるし。
ぶっとばしてやりたいけど、そんなことできないのよ、女は。」
と言われた。

そうなのか、ふたつの意味でショックだった。
一つは、痴漢と比べたら、自分の嫌な思いなんて大したこと無いということ。
もう一つは、そもそも痴漢でうける女性の嫌な思いというもをこのようにして考えたことがなかったということ。

嫌な思いというもの、多くの人が経験している。
痴漢に比べたら、車内のマナー違反なんて、いちいち目くじらを立てていたら身が持たない。
痴漢のような犯罪行為には、できる限り対応しないといけない。
そのほかのものに対しても、それなりに対処しないといけないのだが、塩梅は難しい。

まずは、自分が他人様に迷惑をかけていないかの確認から始めてみることにする。

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