こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

人の死によってしか歴史は変わらないのか


リビアカダフィ大佐が殺された。
一つの、歴史が終わった。
確実に死んでいるところを確認せねば安心できない。という、不安の声が聞こえてくる。
結局のところ、人の死によってしか歴史は変わらないのか。

民主主義、というか選挙によって政治家を選んでいれば、多少はそのおそれは軽くなろう。
だが、独裁主義者はいつ、どこで再び出現してくるか、わからない。

人間はどこかで思考を停止して、人任せにしたい、そのためには盲目的に従うことのできる独裁者を求めてしまうのかもしれない。

独裁者を英雄として祭り上げれば、それを祭り上げている民衆も、正しいことをしていることになる。