こんな気持ちでいられたら

昭和育ちの病理医。今日も顕微鏡を覗き込みながら、細胞1個1個と会話しています。

これまでなにをしてきたかではなく、これからなにをしていくか


足下に広がる無数の落ち葉。その1枚1枚にすら、存在する意義があり、無に帰していくことは決してない。

私たちも、この無数の落ち葉と何ら変わることはない。

だから、これまでなにをしてきたか、ということばかりにとらわれず、これからなにをしていくか、ということを考えなくてはならない。

これまでに多額の負債を抱えていたとしても、それは精神的なものかもしれないし、金銭的なものかもしれないし、時間的なものかもしれない。負債のことばかりを考えていると、心が塞いでしまうかもしれないが、では負債の反対はなんだろう。

富か名声か、幸せな家庭か。よく考えれば、これらは多額の負債の上に成り立っているものだ。
だから、人の生は足し引きゼロだ。

人はみな、いずれはこの落ち葉のように死んでいく。
いかに、大きく、青々とした葉であってもだ。

だから、これまでのことにとらわれず、これからのことだけを考えていかなくてはいけない。