医師不足でなく勤務医不足で少しふれたが、勤務医がやる気を出すのはちょっとした工夫ですぐにできる。
勤務医は早朝、夜夜中の出退勤はしょっちゅうで、病理医でも休日に呼ばれることは稀ならずあり、私も土日祝日は上司とオンコールですべて埋めている。
施設によって違いもあるが、勤務医には“往診”がないため、自動車は自動車通勤でない限り経費としては認められない。
だが、だが、交通渋滞を増悪させる自動車通勤は無駄だし、朝晩のラッシュアワーであれば、電車の本数も多いので、なんとかなる。だが、夜の10時に病院を出れば、都心の病院ならまだましかもしれないが、電車は少ない。土日祝日ともなるともうもっと心もとない。
サラリーマンの方たちのなかでも、恵まれた企業、中央官庁ではタクシー券があるようだが、医者はそんなこと知らない。世間知らずなのもいけないが、患者のために頑張るのが前提なので、自分のことは二の次になる。結果として、気がつくと疲れ果てていて、病院を辞める。
こうやって辞めちゃうんだよね。勤務医は。
で、勤務医が辞めるとどうなるか。
勤務医を辞めさせてはいけない。それは、自治体、中央官庁の役人や政治家が言っている金ではない。結果としてはお金につながるかもしれないけど、勤務医の心の渇きを癒してあげる施策が必要なんですよ。
あ、こんなところを役所は見てくれているんだな。税務署は汲んでくれるんだ。
よし、みんなが少しずつ応援してくれているんだ、頑張ろう。って思うんですよね。
医者になる人の半分くらいは生活の安定のために開業を目指していると思うけど、残りの半分くらいは、勤務医で、急性期の患者さんのために頑張ろうって思っていると思うんですよね。
それなりに応援してください。